おすすめかもしれない名作映画ブログ

個人的におすすめと思う映画を紹介するブログ

ビリギャル 受かっていたのは慶應義塾大学だけではなかった!

f:id:shimoshimkun:20190707173506j:plain

ビリギャルは公開中に映画館でみたのですが、最近、書店で書籍をみて気になり映画を動画サイトでみました。このビリギャル(学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應義塾大学に現役合格した話)、は実話を基にして制作された映画ということはたくさんの方がご存知だと思います。

しかし、映画の中では最終的に慶応義塾大学大学に受かっていましたが、実は、ほかの大学にも受かっていたというという事実は知っていましたか?劇中では滑り止めで受けてた「近畿学園大学」が合格していましたが、実際には違うようです。

考えてみたら、心理学を習得し、多くの生徒をみてきた凄すぎる塾講師とビリギャルのさやかさんが出会うことができたからこそ、ドラマみたいな実話が生まれたと思います。そして、このすばらしい「ビリギャル」が世の人々へ知り渡り、感動を巻き起こしたのではないでしょうか?

そんな映画「ビリギャル」をみた感想を述べさせていただきます。

慶應義塾大学だけじゃない!他にも有名大学に受かっていた!

この映画は、学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應義塾大学に現役合格した話ですが、実際には慶應義塾大学の他にも滑り止めとして受けて見事合格した大学があります。

その見事合格した大学とは!

 明治大学関西学院

です!

明治大学とは、世間のみなさんがご存知の東京6大学のひとつであり「近代市民社会を担う聡明な若者を育成する」ことを目指す有名大学です。

著名な卒業生としては、 山下 智久さん、北川 景子さん、ビートたけしさん、井上真央さん、向井 理さんがいます。

 関西学院とは、関西初の法律学校として開校され「キリスト教主義による教育を理念として生まれ、幼稚園から大学院までを擁する」総合学園です。

著名な卒業生としては、 高橋大輔さん、山里 亮太さん、織田信成さん、町田樹さん、矢井田瞳さんがいます。

 こんなすごい大学を滑り止めとして受けて合格してしまうなんてすごいですね!

 

「落ちこぼれ=ダメな人間」という印象はかってな思い込み!

さやかさんが「ビリギャル」だった頃、まわりからは「落ちこぼれ」と思われていたと思います。

一般的に「落ちこぼれ」というだけで「ダメな人間」と思われがちではないでしょうか?自分もどこかそんな風に思っていました。

しかし、この映画をみてその思いは180度変わりました。というより、変わらざるをえませんでした。まさに、この映画「ビリギャル」は実話で、「落ちこぼれ=ダメな人間」ではない!ということが証明された!と思います。

実際に「落ちこぼれ」と思われていた女子高生が1年の必死の努力であの有名な一流大学、慶應義塾大学に合格したのだから。

「落ちこぼれ」とは、できないのではなくて、「目標とするものがなく、できない諦め、努力しない人」つまり、「ただ、やらない人」であると自分自身の考えを改めるきっかけになった映画になりました。

 

「素直さ」とは、人生において最強の武器である!

人は、初めに「出来ない!」と感じたり思ってしまうと行動できない生き物であり、「出来なかった」という結果のみが残る。

主人公のさやかさんの思い、気持ちの全てを把握することはもちろん不可能だが、「自分には無理」という思いよりも、「すすめられたからやってみる」という思いの方が強かったのでは?と思いました。

そして、「出来ない!」という思いよりも「合格してみたい!」という思いがだんだん強くなり、結果「合格する!」という思いで行動することで結果、合格できたのではないかと感じました。

さらに、「まずやってみる」という思いと「人の意見を素直に聞いて行動する」という「素直さ」をもっている人であると思いました。

「やり遂げたい!」という強い意思、言い訳はしない!

今、自分自身で目指していることがあるが、何事も本気で努力すれば本当に叶うのではないかと勇気をもらえた。

また、必ずしも自分がやりたいことを周りの人が認めてくれるとは限らない。基本的に、できない人やらない人は、無意識に自分を正当化しようとして、できない理由ややらない言い訳を口にする。

しかし、本当に自分が「やり遂げたい!」という強い意思、そして周りからの支えがあればやり遂げられる!のではないだろうか 。

まとめ

この映画は「“笑って”“泣ける”青春サクセススト―リー」であると共に、「事を成し遂げる為には何が必要なのかを教えてくれる映画!」であると実感しました。

ただ、「慶應義塾大学に合格する!」ということは、普通に考えても平坦な道のりではなく、時には絶望的な高い壁に何度もぶち当たると考えられる。

もちろん、本人の努力があったのは当然だが、塾講師や母親、妹、友達などのまわりの人からの思い、応援があったからこそ壁を破り見事合格を勝ちとれたのではないかと感じました。

まず、「今の自分自身の状態、レベルを知る」、「本当に自分のやりたいことや目標をみつける」こと。そして、その目標を達成するためにはどうすればいいのか、何が必要なのかを本気で考え、常に思い、行動、継続することが大切である。

時には周りから応援がもらえるのではれば、それはとても幸せで幸運なことなのではないかと思います。人は、「人との出会い、強い意思、継続的な行動力、素直なおさによって人生を変えることができる」のではないだろうか。

★この映画の見所★

●塾講師・坪田との面白いやりとり、珍解答の連続!

 学力テストをしても、聖徳太子を“せいとくたこ”と読み、「太った女の子だからこんな名前付けられたんでしょ?」

 「日本地図くらい描けるよね?」「無理っしょ普通」 「東西南北わからない!?」「そういうの私、ホント無理だわ~。私の友達絶対知らないから」

●「受験勉強」を通して見事合格することで、落ちこぼれから徐々に自信がついていく!

 やはり、生きていくためには何か一つでも「できる!」という自信が必要である。 自信とは、「自分の価値・能力を信ずること。自己を信頼する心。」 

何かやり抜き、達成することで自分の価値や能力を認識し、それを信ずることで自分自身に自信がつくものだと思います。

映画情報

●映画名    ビリギャル

●劇場公開日  2015年5月1日(金)

●あらすじ

さやか(有村架純)は名古屋の女子高に通うお気楽女子高生、勉強は一切せず、朝まで友達と遊ぶという毎日を繰り返していた。

そんなさやかをみていて、もしかして「大学への内部進学」も出来ないのではないかと思った母(ああちゃん)は塾に行くことをすすめた。

夏休みの彼女は金髪パーマに耳にはピアス、厚化粧にミニスカートのへそ出しルック、まさにギャルの姿で現れたさやか。そんなさやかを前にして塾講師の坪田は、一瞬面食いガン見してしまう。

しかし、見た目はハデだが、その外見以外から感じ取れる素直な性格だとすぐに気付いた坪田。そして、いままで塾講師として数多く教えてきた経験からさやかとの距離がすぐに縮まる。

現在、さやかは偏差値30で学年ビリの高校2年生。学力テストをしたところ小学4年生の学力しかなかった。普通では理解できないほど知識が欠如していた。

しかし、坪田は、今のさやかに本人も気づいていないすばらしい可能性が潜在的にある!と感じた。はじめはノリで慶應大学合格という目標を掲げたが本当に慶應大学への受験合格を約束し、周りからみたら無謀と思われる受験勉強に立ち向かう!

●キャスト

有村架純 (工藤さやか 役) 『女子ーズ』『ストロボ・エッジ』「アイアムアヒーロー

              「思い出のマーニー

伊藤淳史 (坪田先生 役) 「ボクは坊さん。」「ねこあつめの家」

             「吉田類の「今宵、ほろ酔い酒場で」」

野村周平 (森玲司 役) 「ちはやふる」 結び「ラブ×ドック」「純平、考え直せ

            「ビブリア古書堂の事件手帖

あがた森魚     「カミハテ商店」「夢みるように眠りたい」「僕は天使ぢゃないよ」

安田顕       「不能犯」「北の桜守」「愛しのアイリーン

          「茅ヶ崎物語 MY LITTLE HOMETOWN」

吉田羊 (母・ああちゃん 役) 「SCOOP!」「ボクの妻と結婚してください。

               「江ノ島プリズム」

田中哲司     「生きてるだけで、愛。」「人魚の眠る家」「デイアンドナイト

         「新聞記者」

●スタッフ

監督 土井裕泰 『いま、会いにゆきます』『涙そうそう』『ハナミズキ

原作 坪田信貴 「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格

        した話」

脚本 橋本裕志 『テルマエ・ロマエ2』